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「狛江市議会議員定数条例の一部を改正する条例」 賛成少数により否決

狛江市議会令和5年第2定例会 最終日(7/3)に提出された、議案第18号議員提出第3号「狛江市議会議員定数条例の一部を改正する条例」 は賛成少数により否決されました。

自民党・明政クラブは、以下の理由から賛同いたしませんでした。 —−−−−−−−−—−−−−−−−−

今後、人口減少化社会において、議員定数削減は全国どの議会でも各自治体の実情を踏まえ判断すべきと考えます。

本条例改正は、議員定数のみを減らす提案となっておりますが、委員会主義を採用している狛江市議会の議会運営を鑑み、委員会機能も含め、議員定数は決められるべきと考えます。

また、定数削減の実施においては、全会派での議論が必要であり、議案上程を行う前にやるべきことがあり、わが会派は議会改革の中でしっかりと審議をし検討すべきと考えます。

意見をまとめるのが政治の一丁目一番地である中で、相談もなく今回提出という行動は、スタンドプレーでありパフォーマンスに他ならないといわれても仕方がない手法です。

さらに、提出された資料を拝見しますと、議会への要望の本質は、「質の高い議員活動」についてへの要望が多数であると捉えております。

また、「議員定数の考え方について」(全国町村議会議長会政審幹事会小委員会,平成 12年)短所(及び減少を認めない理由)によると、

⑴ 議会は地方公共団体の意思決定機関であり,議員定数を減らす議論よりも、むしろ 議員の質をいかにして高め、民意の反映をどうするかの議論の方が大切である。

⑵ 住民を代表して審議決定するのだから、全住民を代表するにふさわしい数が必要である。

とあります。

故に、議員定数については、議会改革及び議員の質を高める施策とセットで考えるべきであり、丁寧な議論が必要と考えます。

よって、自由民主党・明政クラブは、本提案に反対いたします。

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